まだまだ間に合うヒロアカアニメ②

リード文

前回はヒロアカの基本情報とヒーローの一部を紹介した「まだまだ間に合うヒロアカアニメ①」を投稿しました。まだ読んでない方そちらから読んでくださいね。

さて今回はヒロアカの大筋「対立構造」とヴィランの魅力に迫っちゃいます！

『ヒロアカ』の対立構造

『ヒロアカ』は、ヒーローとヴィランの壮絶な戦いを描いており、その中心には「ワン・フォー・オール」と「オール・フォー・ワン」という2つの強力な個性が存在します。

この2つの個性は物語全体の対立構造を形成し、ヒーローとヴィランの行動する動機やその根底に深く影響しています。

ヒーローとヴィランの永遠の戦い

物語の中で、ヒーローたちは正義と平和を守るために戦い、ヴィランたちは自らの信念や目的のためにそれに反抗します。

この対立は『ヒロアカ』の世界を動かすメインストーリーになっており、物語が進むにつれキャラクターの成長と変化にダイレクトに結びつきます。具体的には、ヒーローたちは市民を守り、ヴィランたちはそれぞれの過去やトラウマを持ってヒーローや世界を破壊しようとします。

初めは個性をコントロールできない緑谷少年もヴィランとの戦いにより、徐々にコントロールできるようになります。またヴィランのリーダー「死柄木弔（しがらきとむら）」もまた死戦を潜り抜け個性が成長していきます。

ワン・フォー・オールとオール・フォー・ワン

「ワン・フォー・オール」はオールマイトが持っていた個性であり、力を受け継ぐ者に強大な力を与えることができます。一方、「オール・フォー・ワン」はヴィランの根幹であるオール・フォー・ワンが持つ個性で、他者の個性を奪い自分のものとしたり他者に渡すことができます。

この対立構造はヒーローたちの成長やヴィランたちがなぜヴィランになったのかにも深く関わっていきます。オール・フォー・ワンとヴィランたちが目指す社会秩序の破壊はヒーローシステムの欠陥を浮き彫りにし破壊することで社会の無秩序を成し遂げようとします。

登場キャラクターの紹介（ヴィラン編）

ヒーローだけではなくヴィランにも魅力的なキャラクターは多く存在します。ここではヴィランの主要キャラクターに焦点を当て、彼らがどのように読者や視聴者の心を掴んでいるのかを掘り下げます。

・死柄木弔（しがらきとむら）-ヴィラン連合のリーダー

死柄木弔は、物語の主要な敵役で、「ヴィラン連合」のリーダーです。本名は志村転弧。個性「崩壊」は、触れたものを粉砕する強力な能力。孤独な幼少期を過ごし、オールマイトの宿敵であるオール・フォー・ワンに育てられました。彼は社会の破壊と、ヒーローシステムの根本からの変革を目的としています。彼のキャラクターは孤独と憎悪に満ちており、複雑な心情が描かれています。

・荼毘（だび）

荼毘の真の身元は長い間謎に包まれていましたが、後に彼がエンデヴァーの息子であるという衝撃的な事実が明かされます。個性「青炎」は青い炎を操ることができ、非常に高温です。荼毘はヴィラン連合の一員として、父親に対する復讐心を燃やしています。家族との確執と深いトラウマが彼の根底にあり、複雑な過去が父親であるエンデヴァーへの復讐心を掻き立てています。

・トガヒミコ

トガヒミコは人の血を吸うことでその人に変身できる個性「変身」を持つヴィラン連合の一員です。彼女は無邪気な笑顔と残忍な性格を持ち合わせており、特に好きな人物の真似をすることに強い執着を見せます。トガはその魅力的で独特なキャラクターで、多くのファンがいます。

・オール・フォー・ワン-巨悪の根源オール・フォー・ワンは本作の最大の敵で、他人の個性を奪い自分のものとすることができる個性を持っています。彼は数百年以上生きており、多くのヒーローと敵対してきました。特にワン・フォー・オールとの対立は物語の大きな軸です。オール・フォー・ワンは冷酷無比で、自分の目的のためなら手段を選びません。彼はヒーロー社会の根底を覆すことを目論み、そのために多くのヴィランを言葉巧みに操っています。

オール・フォー・ワン以外の3人は深いトラウマや悲しみを植えつけられた経験を持ち、人を嫌いヒーロー社会を憎むようになってしまった共通点があります。

まとめ

今回は「まだまだ間に合うヒロアカアニメ」の第2弾としてヒーローとヴィランの対立構造とヴィラン紹介をざっくり解説していきました。

次回で最後、シリーズあらすじについてご紹介していきますね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

サムネは引用元　https://getnews.jp/archives/3113145